2018年11月27日
大津北商工会 青年部会の皆さん総勢10名様が、視察研修でご来社いただきました。

いろんな業界の「事業承継した、する予定」の若き経営者の皆さん達です。

事前にテーマをお聞かせいただいており…

「事業承継を控えている2代目・3代目になる予定の若手後継者、

最近事業承継は済んだけれども、これからどう組織を運営していけばいいのか悩んでいる経営者

の方を対象として、貴社で取り組まれまれております組織改革・組織運営について、

守り続けていくべきことと、変えていくべきこと

という観点でお話し願います。」

う-む、まさに匠弘堂起業時から私が挑んできた内容です。

特に自分リサーチ情報ですが、

この社寺建築業界で自社Webサイトを初めて作ったのは、匠弘堂なんです。

現社員の採用、メディアの取り上げや、見学会の依頼など、全てサイトの賜物。

その辺りを中心に約80分お話させていただきました。

で、匠弘堂が古い業界に新しく取組んだ26事例を、一挙公開!

新しく挑んだ取組み 事例/26まとめ
1社寺建築業界にブランディング手法を取り入れた
2社寺建築業界で初めて自社サイトを作った:野菜直売所ヒントに職人の顔出し
→さらに181121大リニューアル:読み物満載、ストーリーがわかる内容に
3厚みのある会社案内書を作った、エンドユーザー向け、認知度アップ、重みの演出
4新しい職人イメージの構築:礼儀正しく、禁煙、靴揃え、お見送り、同菜他社への応対
5エンドユーザーのために提案をする(時には受注先などの上下関係無視してまで)
6宮大工(社員)を前面にプロデュース(経営者ではなく)
7細かな内訳がついた見積書、工事後の増減もわかりやすく
8会社をまたいだオープン勉強会を開催
9宮大工職人の正社員化(初ではないが)
10若い社員には技能競技大会に参戦させる:京都の社寺建築業界初、最高位H24年銀賞
11SNSの積極的活用:社員の仕事姿を重視した内容
12業界でいち早く図面のCAD化を進めた:大手からの受注に有効
13元請け工事の際、必ず現場見学会を開催する:感動ストーリーの仕掛人
14修学旅行生や社会人の見学会・セミナーは断らない、積極的に受ける(リピーターあり)
15求人募集でマイナビ・エン転を初めて使った:合同企業説明会にも参加→京都地区で内定出し1番
16取引先・協力業者さんを大切に:他社の社員の評判を上げることが重要
17「職入にお任せ」することなく「現場の声」を吸い上げる努力、技術力アップ、失敗隠し抑制
18駆刻デザインを社内で行う
19社員を大切にする:社長がトイレ掃除、最低年二回面談、給料明細に付箋ありがとうメッセージ、手柄は社員に責任は経営陣、第三者からの誉め言葉は共有して社員に感謝する
20現代版徒弟制度:新入社員は2年間の契約社員としてキャリアをスタート
21大工未経験で異業種出身者が創業社長であること(通常は大工上り)
22朝夕の拝礼(会社内/現場問わず)
23指定がない限り国産材を使う、膨刻は必ず日本の職人に委託
24種築以外の自体・イベントに参加で新しいPR戦咯:京都中小企業家同友会、京都デザイン協会(理事)、DWK2019に参加決定
25 写真を撮り続けていること:社員の働く姿、真剣な眼差しに感動するーファン目線
26ITツールの活用:Trello、Slack、GSuiteの道入

ボリューム感を出すため、あえて見にくくしております。(^_^;)

詳しい話は、是非当社にご来社下さい。

大津北商工会様はなんと、昨年に引き続き2度目のご来社。

皆さんいい笑顔ですね。

この度もお気にかけてくださり、本当にありがとうございます。

事業承継問題はどの業界も弊社も同じ、

日本の大部分を占める中小企業の未来にエールを‼