有馬棟梁の地元で真言宗の大師堂新築
匠弘堂有馬棟梁の地元:福岡県田川郡で大師堂の新築工事をさせていただきました。ご依頼主の愛宕山 照智院様は真言宗。客殿で安置されていた弘法大師像を真新しい御堂でお祀りしたい、とのご住職の熱い想いをしっかり形にしました。伝統を意識しつつ細部のディテールにこだわった、優美な御堂を目指しました。弊社の設計施工ではありますが、地元の設計事務所さんや建設会社さんのご協力と温かいご支援をいただきながら、無事完成させることができました。
横川社長のコメント
有馬棟梁が20歳で京都に出てきておよそ25年(ご依頼当時)。ついに彼の地元にご恩返しする日が来ました。匠弘堂としても何とかご住職の熱い想いを形にしなければと、いつものプレッシャー以上のものを感じていました。地元の設計事務所さん業者さんたちに大いに助けられ、なんとか完成にこぎつけた時には体全身の力が一気に抜けたのを昨日のように思い出されます。吉野桧をふんだんに使用し、シンプルかつピリッとしたディテールでしっかりまとめました。