匠弘堂

宮大工棟梁の岡本弘と、その意思を受け継ぐ若い宮大工の技術集団、匠弘堂。
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コラム

横川社長担当 私が建築に目覚めた瞬間(とき)

第1話 雪の金閣寺

第2話 歴史マニア?

第3話 三歳の記憶

 

有馬棟梁担当 宮大工として生きる

第1話 棟梁と弟子

第2話 夏の決意

第3話 ありのまま

 

匠弘堂 スタッフコラム

担当:光富 被災地を訪ねて

担当:藤田 ツルは、本当に何も知らんなぁ・・・。

担当:武田 活きる場所

 

コラム

横川社長担当コラム匠弘堂スタッフコラム

 

有馬棟梁担当 宮大工として生きる

第2話 夏の決意

猛暑、酷暑と言われた夏も終わり、季節はもう秋になりました。
この夏の思い出もいろいろとありますが、その一つに「ロンドンオリンピック」があります。もちろん、テレビでの観戦でしたが。

手に汗を握りながら競技を観戦するのも好きですが、今回私の心を捉えたのは「表彰式」でした。
『どれほどの努力をすれば思い描くような成果が得られるのか』
『どれほどの努力をすれば、自分を支えてくれた人たちに感謝できるのか』
こんなことを思いました。
表彰台に乗って、晴れやかな笑顔でメダルを手にする選手達。ここにくるまでの道のりは、決して平坦なものではなかっただろう・・・。そして、彼らは「支えてくれた人たちに感謝します!」とのコメントを口にする。精神力も並ではない。

一方、思い通りの結果が出せなかった選手は、悔し涙を流していました。
『これまでを振り返り、人前で悔し涙を流すほどの努力をしてきただろうか』
『今後、涙を出せるほどの努力を積み上げることができるだろうか』
大の大人が人前で涙を流すというのは、よっぽどのこと。しかも勝負師である彼らが。
私は、これまでの自分を思い返してみて、「まだまだ努力が足りない」ことを痛感しました。

私がこの仕事を始めた頃、岡本棟梁に「誰でも同じ時間が流れる。どう使うかは自分次第」と教えてもらいました。時間というのは誰にでも平等で、私もオリンピックの選手も、同じ時を過ごしている、そして過ごしてきたのです。
目標となる成果を決め、集中し、行動し、持続させることが、何よりも大切なんだと思い知らされました。

今日の感動を与えてくれた選手のように、心の底から自分を支えてくれた人たちに感謝が言えるその日まで、私の努力は終わらせない・・・そう改めて心に決めた夏でした。

次回につづく…