コラム

column

横川社長担当

私が社寺建築に目覚めた瞬間(とき)

第3回

[ 三歳の記憶 ]

生まれてすぐから3歳までの間、北九州の小倉に住んでいました。
その時に、今は亡き父が初めてマイカーを手にいれたようです。
中古のダットサン:ブルーバード(312型後期型)

車に乗る時は必ず助手席。もちろん、母に抱っこされてながらですが。
そのフロントガラスから見える光景が大好きでした。
これがクルマ好きの私の原点と思います。
このブルーバード、気分やさんだったようです。
その日の気分によってエンジンがかかったり、かからなかったり・・・
楽しみにしていたドライブが中止になることがよくあったと
母と姉がよく話していました。
金属の塊が運転手の思い通りに動き回るって
すごいショッキングで大興奮ものでした。

住んでいた家の近くに廃線があって(何の目的の線路かわかりません)、
近所の幼なじみ数名で、この線路が何処まで続くのか探検したこともありました。
夕焼けの真っ赤な空に、錆び付いた線路と際に生えてたススキ。
その景色は今も目に焼き付いています。

近くの田畑には春になるとレンゲ草の花が咲き乱れ、
女の子たちが花を摘んで首飾りや王冠を作っていました。

ある雨の日、傘をさして母と歩いているときのこと、
用水路で大きなヘビが泳いでいるのを発見。
多分アオダイショウなんでしょうが、当時の私にはニシキヘビの大きさに感じました。

食事をとる部屋には丸いちゃぶ台があって、白黒テレビがおいてありました。
日曜日の朝は、確か手塚治原作の「ジャングル大帝」を見ていたかと思います。

文鳥を2匹飼っていましたが、ある日部屋の中でカゴから出して遊んでいる時、
私がはしゃぎすぎてうっかりその一匹を踏み付けてしまいました。
結局亡くなって、母と姉が縁側から降りた小さな庭に埋めてあげました。
姉がとても悲しんでいたのを良く覚えています。

白雪姫の絵本に出てくる魔女の絵がとても怖くて、
夢によく出てきてうなされました。
魔女は苦手です。今でも。

冬は雪が降ると結構積もりました。
雪に大はしゃぎで喜んでいるとき、向かいの仲良くしていたご家族と一緒に
大きな雪だるまを作った記憶があります。

たどっていくとまだまだ出てきそうです。
子供の時の記憶って47年たった今も鮮明です。
二、三日前の晩御飯が思い出せないのに・・・トホホ

感性はこの小さい時に磨かれるのでしょうね。
しっかり記憶に残っているあの時代のこと。
やはり今の自分につながっていくのでしょう。

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