コラム

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有馬棟梁担当

宮大工として生きる

第3回

[ ありのまま ]

今年大ヒットをとばした映画『アナと雪の女王』。
テレビで主題歌が流れると、二人の息子達もぎこちなく口ずさんでいる。
私も映画を見ることが好きな方なので、家族サービスがてらに映画館へ連れて行き、
子どもたちと一緒に食い入るように見ていたが、私自身もすっかり魅了されてしまった。

さすがにディズニー映画、後味もかなり心地良いものだった。

先日とあるテレビの番組で、この映画の大ヒットの理由として
“日本人がいかに日常をぐっとこらえて生活しているか” という側面からの検証がされていたが、
「ありのままでいいのよ」という歌詞への感銘と共感があるようだ。
確かに私自身も”ありのまま”というフレーズに癒された。

日頃“ありのまま”でない自分を頑張って演じているからか?

仕事柄、目標とする師がある。
10年後20年後そうなりたい理想像があると、
そのお手本をまねて演じようと努力するのは当たり前のことで、
“ありのまま”というわけにはいかない。

引退するまでになんとか理想象に近づき、
それが本当の“ありのままのすがた”になるまで、
この映画を見て何度も泣ける気がする。

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